「サッカーの服装【子供・少年サッカー編】」と「女子サッカーの服装を解説」では、基本的なサッカーの服装について解説してきました。
ただ、初めてサッカーをするお子さんや親御さんにとって、こんな疑問が浮かぶと思います。
それは「冬もサッカーはするの?」です。
私も始めてサッカーをしたときは冬も同じようにサッカーの練習を行うのか、疑問に思ったことがあります。
そして、冬も同じようにサッカーの練習を行っていました。
この記事では、冬のサッカーを乗り越えるための服装をテーマに説明していきます。怪我が多くなる季節でもあるので、予防のためにも親御さんは最後までご覧ください。
冬のサッカーを乗り越えるための服装
どのような服装でサッカーするのかは、前回の記事で述べたので、ここからは家から練習を始めるまでにどのような服装で行くのかを説明していきます。
まず、通常の服装に加えて必要なものは以下になります。全て揃えると、1万5000円ほどです。
冬に必要なもの
- インナー・タイツ
- 練習着(長袖)
- ウィンドブレーカー(ピステ) or ジャージ(薄手)
- ウィンドブレーカー(厚手) or ベンチコート
- 手袋
- ネックウォーマー
家からグランドまでに着ていく服装
ユニクロのヒートテックのような熱を逃がさない素材のインナーとタイツを着用します。
その上に長袖の練習着とウィンドブレーカー上下かジャージ上下(薄手)を着ます。
さらに、その上に厚手のウインドブレーカーを着ることがあります。
人によっては、手袋やネックウォーマーも着用し、かなり着込む人もいます。
具体的には、以下のものをすべて着用してグランドへ行きます。
インナー・タイツ【1000〜3000円】
体にぴったり密着するインナーとタイツを着用することで保温効果があります。また、姿勢を真っ直ぐ正す効果もあるのでプレー中の視野確保に繋がります。
価格は、インナーとタイツ合わせて3,000円程度で購入可能。真冬はかなり寒いので購入をおすすめします。
長袖の練習着【1000〜3000円】
インナーの上に着るのが長袖の練習着です。プラクティスシャツやサッカーウェアとも呼ばれています。
3,000円程度あればブランドのシャツが買えるでしょう。冬だとインナーと長袖の練習着のみでプレーするのは、試合と練習試合のみがほとんどです。それだけ普段は着込んで練習しています。
薄手のピステ or ウィンドブレーカーの上下【6000円〜】
長袖の練習着の上からピステ、ウィンドブレーカーを着用します。寒くなければジャージも可能。
ピステは、ナイロン製のシャカシャカした衣服です。練習着の上にピステの上下を着用して練習している人も多いです。
上下で4,000円〜8000円が主な価格帯でしょう。各メーカーに性能の違いは全くないので、どのメーカーでもいいでしょう。
厚手のウィンドブレーカー、ベンチコート【5000〜10000円】
ピステやウィンドブレーカーの上から厚手のウインドブレーカー(写真左)かベンチコート(写真右)を着用します。※ベンチコートは丈が長く、膝まで覆ってくれます。
多くのお子さんが厚手のウィンドブレーカーを着用するのに対し、大人はベンチコートを好む傾向になります。ベンチコートは、自転車を運転するのには向いていないので、車で練習場に行く人向けだと言えます。
5,000円〜10000円程度で購入できる割には、かなり暖かく練習場につくまではこれを着てれば寒さに負けないでしょう。
手袋とネックウォーマー【1000〜2000円】
手袋があるのとないのとでは、かなり体感温度が違うので購入をおすすめします。
一方、ネックウォーマーは好みによります。
冬でも汗をかきますが、厚手の服装のせいでその汗が首元から流れない場合があります。そんな時、ネックウォーマーがタオルの代わりをしてくれます。
人によっては、首元の肌が弱いお子さんもいるので汗を気にする方、とにかく寒がりな方は着用するといいでしょう。
次にウォーミングアップ時の服装について解説して行きます。
ウォーミングアップ時の服装は、厚手のピステやベンチコートは脱いでプレーしよう
チームジャージとトレーニングシャツ、ピステも完全リニューアルです。
カラーで東海感を残しつつ、
メーカー変更に伴い新時代の幕開けに相応しいカッコイイデザインになっています。
写真以外にも、
バックパックや冬用ウォーマー、移動用のポロシャツなども全てPENALTY製品です。 pic.twitter.com/lbvqMRJJiB— 東海大静岡翔洋女子サッカー部【公式】 (@shoyo_gfootball) April 13, 2017
練習場に到着してからは、厚手のウィンドブレーカーやベンチコートを脱ぎます。
イメージとしては、上記のツイッター内の画像のような服装になります。
このままウォーミングアップと練習を30分程度したらかなり身体は温まってきますが、手袋とネックウオーマーはずっと着用している人が多いです。
そのあとは、下のピステを脱ぎます。
下のピステを脱ぐと上の画像のようになります。
ピステはかなり軽いですが、着たままプレーすると邪魔になることがあるので、ゲームの時は脱いだほうがいいでしょう。
必ず着替えをもっていこう
以上、冬のサッカーを乗り越える際の服装になります。
冬とはいえ、1〜2時間の運動でかなりの汗をかきます。必ずインナーと長袖の練習着を余分に持っていき、練習が終わったらすぐに着替えるようにしましょう。
少なくとも、
- インナー・タイツ
- 練習着(長袖)
- ウィンドブレーカー(ピステ)かジャージ(薄手)
- 手袋
- ネックウォーマー
は揃えるようにしましょう。
この記事を参考にして、冬のサッカーを思いっきり楽しんでください!